2009年11月15日

Thawfor とか Opus とか

昨日 Vinylism の方で珍しく旧譜について書いたら思いのほか楽しかったので、調子に乗ってもう1枚くらい書こうかと思ったんだけど、探しても現物が見つからないので断念した。 iTunes には入っているんだけどね。

で、何について書こうと思ったのかというと Thowfor についてでありまして、どうせなんでこっちに簡単に書こうかと。

私がこのMCの名前を知ったのは Rubberoom のアルバム。 Rubberoom というのはシカゴのグループでして、多分アルバム1枚と数枚のシングル出しただけで空中分解しちゃったのかな?でもそのアルバム『Architechnology』は当時 DJ KRUSH もフェイバリットに挙げていたアンダーグラウンド・クラシックで、 Thowfor は今作の "Vertigo" という曲で、突き放したような独特なラップを聴かせている。



その後 Rubberoom はシングル1枚出しただけで、前述したように徐々に名前を聞かなくなっていき、いい加減忘れた頃に唐突に発表されたのが Thowfor の初アルバムの『Where Thawght is Worshiped』。

このアルバムで特筆すべきなのは、全面的に opus がプロデュースとしているということで、元々 opus というのは Rubberoom のプロダクション・チームだったので、おそらくその縁で今回の組み合わせが実現したのだろうが、それにしてもこのアルバムでの opus は才気ばしっている。

opus の作るトラックの特徴というと、荘厳なオーケストレーションと、あえてその美しさを壊すかのようなアタック感の非常に強いドラムだと思うんだけど、今作ではオーケストレーションの方に比重が置かれていて、中でも1曲目の "Within" のアカペラが終わった直後、 "Passion" のストリングスが鳴り響く瞬間、ジャケットの青空のように目の前の視界がどこまでも広がっていくような感覚があって、未だに初めて聴いたときの衝撃は忘れられない。



そしてその上に乗る Thowfor のラップは、何か突出した特長があるというようなものではないものの、エモーショナルなトラックを突き放すようなどこか冷めたようなラップは opus と相性が良く、 opus の仕事の中でも未だに今作が一番好きだ。





あと書き忘れてたんだけど、このアルバムって確か最初日本盤しか出ていなくて、その後今作からの曲と新曲をあわせたミニ・アルバム出して、その後もよく分からないミニ・アルバム出して、この人もいつの間にか名前聞かなくなってしまった。

その後 opus はというと、『First Contact』というアルバムを出していて、このアルバムからのファースト・シングルである Aesop Rock を起用した "Take Me to the Basement" は、 opus のプロダクションここに極まれり、とでもいいたくなる名曲です。



しかしその opus も、この後セカンド・アルバム出すまでは順調に活動していたものの、以降ほとんど名前を聞くことがなくなってしまって、数年前にミックス・アルバム出した以外に私はその名前を聞いていない。

みんな今頃何しているんですかねぇ。
posted by shooter at 21:56| ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
shooterが前述したの?
Posted by BlogPetのooter at 2009年11月17日 14:22
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